2014年3月30日

第1回ボトラーズフェスを開催

 フェスの前日は、いつもあまりよく眠れない。昨夜は11時に就寝したが、4時半に眼がさめてしまった。仕方がないので、原稿を1本書き、6時すぎにフェスの準備。7時すぎに仕事場をあとにして山手線で田町に向かう。小雨が降っている程度で、意外に空は明るいが、なんとなく空気が湿気をはらんでいる。

 8時前にフェスの会場となるホテルに着いたが、すでにスコ文研のスタッフはほぼ全員集合していて、開場の準備を始めている。このホテルの会場を見るのは初めてだったが、想像していたより小さい。今回はボトラーズに限定したため、出展ブースはそれほど多くないが、それでもスペースが小さく感じる。できる限りスペースを多く取るため、ホテルのスタッフに頼んで、正面ステージなどを変更してもらう。前売券が予想に反して900枚を超えたため、1000~1500人の来場が見込まれるからだ。
 その後、セミナー会場などをチェックして、本日ブースに並べる自著にサイン。出たばかりの『ブレンデッドウィスキー大全』は、2回のサイン会を設けているため、サインはせずに専用コーナーに平積みにすることにした。そのためのパンフレットも大きなポスターも、良いものができている。

 そうこうしているうちに、アッという間に10時になり、まずは出展者、スタッフ向けの全体ミーティング。そして恒例の記念写真。それが終わって30分後の10時45分に、いよいよ会場オープン! すでに受付スペースのところには長い列ができている。予定通り11時にオープニングの挨拶をして、正式に第1回ボトラーズウイスキーフェスティバルがスタート。

 その後の様子については、『ウイスキー通信』などで紹介するつもりでいるが、とにかく人、人、人で、まるでラッシュアワー状態。外は春の嵐だというのに、すごい入場者数で、ホテルに頼んで冷房をマックスにしてもらっているのに、汗だくという始末…。それでも無事3つのセミナー、2回のサイン会、「マスター・オブ・ウイスキー」の表彰式もこなし、予定通り5時に閉会。とにかく、無事にフェスを終えることができた。眼も体も、疲労コンパイだったが、やりとげたという満足感で一杯である。

 あとは6月の大阪フェス、7月のバーボンフェス、9月の長和フェス、11月の東京フェスと、今年もフェスが目白押しだ。荷物の撤収もはやく、6時にすべての梱包が完了し、車でスコ文研に一部を搬入。それから遅い夕食を食べて、9時前に仕事場に帰着することができた。

 参加者には、あらためて御礼を申し上げたいと思う。明日からは『ウイスキー通信』と、右眼の手術である…。

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Posted by 土屋 守 at 15:42その他

2014年3月29日

ブレンデッド大全が書店に並ぶ…

 『ブレンデッドウィスキー大全』と『Whisky World』が終了し、さらにボトラーズフェスの準備も完了してしまうと、急にやることが少なくなった気がする。やはり、この1年、頭のどこかにいつも大全のことがあり、去年秋以降は、そのことで日々精神的にも肉体的にも、追いこまれていたのかもしれない。

 2009年秋に『シングルモルトウィスキー大全』を出した時は、校了の直後に思ってもみなかった帯状疱疹を患ってしまった。校了の解放感に浸るはずが、病気との闘いを余儀なくされてしまった。今回の『ブレンデッドウィスキー大全』は、白内障との闘い…。大全の校了までは手術ができないと、1~2ヵ月遅らせたのだ…。

 それらが終わって、ちょっとホッとしている。もっとも手術は左眼が終わっただけで、フェスがあるために、右眼の手術を1週間遅らせている。しかし、この2週間余り、左右の眼のあまりの違いに脳がついていけないのか、バランスが悪くなり、ほとんど片眼で物を見ているという状態が続いている。見えている世界が、まるで新世界と旧世界のように違うのだ。そんな状態でフェスが迎えられるのかという不安が、この1週間ほど続いているが、ここまできたら、もうやるしかない。

 と思っている矢先にスタッフのNさんから電話があり、当日入場者に配布するパンフレットのバーテンダーの紹介にミスがあることが判明…。あってはいけないミスで、すぐに善後策を協議し、その旨を伝えて、とにかく今できることに最善をつくしてもらうことにした。

 午前中、それらの対応にあたふたとし、午後原稿を書き終えたところで、恵比寿駅の書店に行き、私の本が並んでいるかをチェック。これはいつもの儀式だが、何度やっても、何冊出版しても、自分の本が書店に並んでいるのを見るのは嬉しいものだ。もちろん、出たばかりということもあるのだろうが、平積みになっていて、思わず1冊手に取ってしまう。その横には私が監修した『ゼロから始めるウイスキー入門』も並んでいる。

 原稿は、盛岡の「スコッチハウス」のSさん夫妻に頼まれていた、巻頭の言葉である。2人の共著『スコッチ・オデッセイ』のもので、今回が第3版になるという。人気の書物で、スコ文研のサイトやイベントでもよく売れている。

 そんなこんなで、夕方すぎにパンフレットの件の報告を受け、明日にそなえて夜は早めに就寝…。
  

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2014年3月27日

フェスに向けて荷物を発送…

 全国あちこちで桜の開花宣言が相次いでいると思ったら、昨日東京でも開花宣言がなされた。去年の今頃はアメリカのケンタッキーにいて、季節はずれの寒波で凍えるような毎日だった。今年は、このまま桜のシーズンに突入となるのだろうか。

 そういえば桜のニュースの次に多いのが、日本海のダイオウイカ。しかも、この冬発見された12体のうち8体が新潟県で、そのうち佐渡が6体という。ワイドショーはレポーターを佐渡に張りつかせているようだが、私の古里、両津港に昨日も2体のダイオウイカが揚がった。加茂水産と映像に見えるが、私の家はそこから歩いて2~3分の距離だ。小さい時からよく遊んだ場所でもある。

 それにしても、何故これほどまでにダイオウイカが揚がるのか。魚市場にはいろんな魚が揚がるが、ダイオウイカの記憶はほとんどない。毎日のように魚市場で遊んでいたから珍しい魚などが揚がればすぐ分かる。私の小さい時は年に1~2回、大きな鯨が揚がり、そのたびに岸壁に見に行ったものだ。しかし、ダイオウイカの記憶はない…。思えばマッコウクジラなどもよく揚がっていたから、両津湾にはエサとなるダイオウイカが元々いたのかもしれない。

 そんなニュースを横目で見つつ、昨日も昼すぎにスコ文研。まずは3時からボトラーズフェスの全体ミーティング。気になっていた人員配置も決まり、あとは会場送りの荷物をパッキングするのみ。東京フェスより少ないが、それでも山のような荷物となる。

 その後、4時半からアサヒのYさんと、「竹鶴セミナー」の打ち合わせ。5月以降、いよいよ全国でセミナーを開催したいと思っている。手始めは6月の沖縄である。さらに、NHKの朝ドラ、『マッサン』の話となる。ここでは書けない話が沢山あるが、日々制作に向けた準備が進行している。

 そして6時から、次号『ウイスキー通信』のミーティング。いつものようにデザイナーのIさんに来てもらい、台割と進行スケジュールの確認。4月1日から一週間、私が手術のためいないので、その間の進行についても確認を行う。

 今日は午前中、その通信の「マクドゥーガルクロニクル」を校正し、昼すぎにスコ文研。夕方の発送に向け、事務所は昨日にも増して足の踏み場もない状態だが、フェスオリジナルのグレントファースのテイスティングをして、そのコメントと、ラベルについての文言も書いてしまう。まさにギリギリの作業だ。

 その後3時にサントリー広報のNさんら4人が来社し、異動の挨拶。すっかり忘れていたが、春はどこも異動のシーズン。せっかく築き上げてきた人間関係が、一端途切れてしまうのは残念だが、仕方がない。スコ文研も3月一杯で、2人のアルバイトスタッフが抜けることになっている。春は、まことにせわしない…。

 そうこうしている間に、NHKから『マッサン』の第1週の台本が再び届く。第4版となるが、まだ最終ではないらしい。その件について、チーフプロデューサーのSさんと、30分ほど電話で話をする。夕方7時前に、すべて荷物の発送を終えたところで、久しぶりに寿司の出前をとり、スタッフ6人と缶ビールで乾杯。とにかく、フェス当日に向けて、気持ちを引き締めると同時に、大いに楽しもうと思っている。

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Posted by 土屋 守 at 17:11その他

2014年3月25日

通信のテイスティングとワールドの最新号

 昼にスコ文研に行き、1時半から『ウイスキー通信』の恒例テイスティング。今回もテイスターは私を入れて7名。テイスティングアイテムは、①新生ダグラスレイン社の新シリーズ、シングルマインデッド(一途な想い)のタムドゥー10年、②リキッドサンのウエストポート1995、③グレンモーレンジィ・コンパンタ、④ブルーハンガー9th、⑤TWCのアイリッシュ・シングルモルト21年、⑥ワイルドターキー・フォーギブン(許し)の6種類。

 ①はスモールバッチ製品で、41.5%というこだわり(?)の度数でボトリング。値段も4,000円台とリーズナブルだ。②のウエストポートはグレンモーレンジィに、ごく少量のグレンマレイを加えた(スプーン1杯ともいわれる)、いわゆる通のブレンデッドモルト。詳述は省くが、ブレンダーの間でウエストポートはグレンモーレンジィの隠語で、同様のものにバルヴェニーのバーンサイドというのがある。数年前に“ラストドロップ”というシリーズで、若いウエストポートが出たことがある。

 ③は、オフィシャルのモーレンジィで、プライベートエディションの第5弾。コンパンタとは『友情』という意味で、追加熟成にクロドタールの赤ワイン樽に、ローヌの酒精強化ワインの樽を使っている。④のブルーハンガーはブレンデッドモルトで、今回はブナハーブンとクライヌリッシュ、グレンエルギン、リンクウッドの4蒸留所。特にブナハーブンのヘビリーピーテッド、“モンニャ”が効いている。

 ⑤はティーリング社のボトリングで、信濃屋とキャンベルタウンロッホ、メインモルトのコラボ商品。アイリッシュ・シングルモルトの21年で、しかもクーリーを創業したジョン・ティーリング氏の息子のジャック・ティーリング氏が設立した会社だから、中身はクーリーのモルト(クーリーの生産開始は1989年だから、十分可能性はある)かと思ったが、これはもう1つのアイリッシュ・シングルモルト、ブッシュミルズの21年だという。

 『Whisky World』でも採り上げ、テイスティングしているが、非常にオイリーでフルーティ、後口にトロピカルフルーツやパッションフルーツを感じる、秀逸なウイスキーだ。一瞬ピュアポット、シングルポットスチルを感じたが、ブッシュミルズは3回蒸留のモルトウイスキーだ。それにしても、これはスゴイと思ってしまう。テイスターの採点でも、最高点に近い得点となった…。

 ⑥のフォーギブンはターキーの6年物のバーボンに、同じく4年物のライウイスキーを間違って加えてしまったもの。昨年7月にジミー・ラッセル氏が来日した時に一度テイスティングしていたが、ようやく一般にも出回るようになった。ユニークなアメリカンウイスキーだ。ただ、これもやはりスコッチやアイリッシュの美味しいものを飲んだあとではキツイ…。

 ということで最後に、私の還暦のパーティーの時にサントリーの元山崎工場長Sさんと、チーフブレンダーのKさんからいただいた、オリジナルのグレーンウイスキーを、皆でテイスティング。これは濃厚な甘さがあり、非常に秀逸なグレーンウイスキーで、〆めの一杯にふさわしいウイスキーとなった。

 テイスティングは4時半すぎに終了し、その後、フェスのミーティング。ショコラのHさんがテイスターとして来てくれていたので、セミナーの進行の打ち合わせ。すでにマリアージュも決定済みということで、そのテイスティングの順番なども決めてもらう。白州18年には、今回特別に神戸の「パティシエ エス コヤマ」の小山さんのショコラを合わせるというから、それだけでも楽しみだ。

 小山さんは『Whisky World』の2014年2月号で特集している。そのワールドの最新号、2014年4月号(3月31日発売)が、今日印刷所から届いた。先週木曜日に下版したばかり、しかも間に3連休をはさんでいるというのに、この速さである。手にとって、じっくりと眺めると、また感慨もひとしおだ。

 さらに、大阪NHKから、『マッサン』の台本、第4週目が届く。これも、さっそく目を通さなければならない…。

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Posted by 土屋 守 at 14:11その他

2014年3月24日

『ブレンデッドウィスキー大全』が手元に届く…

 引き続き、朝から“ウイスキーニュース”の原稿。ヘブリディーズ諸島の新しい蒸留所や、カンパリ社がカナディアンウイスキーのフォーティクリーク蒸留所を買収した話などだ。

 もう一つ、悲しいニュースがあることも知った。それはローランドのブラッドノック蒸留所が売りに出ているというニュースである。ブラッドノックは1993年の閉鎖後、北アイルランドの不動産デベロッパー、レイモンド・アームストロング氏がUD社から買収し、ビジターセンターや貸ホールなどを運営していた。

 蒸留所の建物は歴史的建造物として保存が義務づけられていて、取り壊しができず、かといって生産を再開することは、当時のUD社との契約でできなかったからだ。私がブラッドノックを訪れたのは、その頃のことだが、2000年に最後に訪れた時に、秋から生産を開始できるようになったと、蒸留所のスタッフが嬉しそうに話していた。

 その後、経営はそれなりに順調だと思っていた。パッケージ変更となったボトルが、何種類も出ていたからだ。しかし、やはり2万リットルという制限は厳しかったのかもしれない。アイラ島のキルホーマンだって年間9万リットル以上を造っている。ブラッドノックの本来の規模からいえば、50万リットルくらい造れても不思議はないからだ。もしかしたら、その後契約変更でもう少し造れていたかもしれない。

 いずれにしろ、アームストロング氏の資金繰りがうまくいかず、ブラッドノックは倒産、閉鎖されてしまった。今は北アイルランドのカウンティーダウン(ダウン郡、おそらくベルファスト)にある管財人事務の管理下におかれているという。はやく次の買い手がみつかり、生産が再開されるのを祈るばかりだ。

 というニュースをまとめ、午後イチでスコ文研。フェスの準備でオフィスは足の踏み場もないほどになっているが、2時から世話人のYさんを交え、フェスの主にセミナーの進行の打ち合わせ。さらに4月13日、20日に行われる「ウイスキープロフェッショナル」の集中対策講座のミーティング。13日は東京で、20日は京都である。

 その後、『ウイスキー通信』の校正をして、さらにツアーの最終確認。募集の締切りをして、最終的に参加者20名、総勢22名ということになった。

 その連絡、校正をしている合間に、『ブレンデッドウィスキー大全』10冊を、編集のT氏が届けてくれる。書店に並ぶのは3月29日、30日の予定だが、著者献本というかたちで事前に届けられたのだ。

 やはり、こうして形となって出来上がると嬉しいものである。途中いろいろなことがあり、本になるまでに2年近くかかってしまった。“大全シリーズ”としては5冊目、私の自著としては共著・監修も含め30冊目くらいになる。面倒臭くて、途中から数えるのをやめてしまったので、正確な数字は私でもよく分からない…。それにしても、よくぞ書いてきたものである。

 しかし、これで終わりというわけではない。さっそく次の本にかかるべく、Tさんとそのままミーティング。今年は、あと2~3冊出す予定だ。そして来年、あるいは再来年に、大全シリーズのファイナルとなる『改訂版シングルモルトウィスキー大全』を出したいと思っている。最初の『モルトウィスキー大全』から、ちょうど20年という節目の年になる。

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Posted by 土屋 守 at 16:52その他

2014年3月23日

通信とウイスキーニュースの原稿…

 昨日、今日と恵比寿の仕事場にこもって『ウイスキー通信』の原稿執筆と校正。昨日はマスターの論文の校正をして、新・蒸留所探訪記のタウンブランチの原稿を書いてしまう。

 7月13日(日)に、2回目となる「バーボン&アメリカンウイスキーフェスティバル2014」をやるので、そろそろバーボン関係の記事も増やしていかないといけないと思っているのだ。

 昨年3月のケンタッキー取材で訪れた、まずはタウンブランチから。ここは「ケンタッキー・バーボンバレル・エール」で知られる会社で、ウイスキーを仕込み始めたのは2008年から。ポットスチル2基を使って、現在はストレートバーボンとシングルモルトの2つを造っている。現在のアメリカのウイスキーブームを象徴するかのような蒸留所だ。

 今日は朝から、“ウイスキーニュース”の英文資料を読む。1ヵ月以上やっていなかったため、A4で100ページ近いデータが積み上がっている。それを片っ端から読んで、記事にするニュースを選別する。その作業に半日かかり、午後からは、その選んだニュースを原稿にする作業。

 やはり世界的なウイスキーブームなのか、ホットなニュースが多い。特にアメリカン、アイリッシュに関するニュースが目につく。ディスカス(DISCUS)、アメリカ蒸留酒組合がまとめた2013年の統計数字が発表になっているが、それによるとバーボンとテネシーウイスキーは、初めて輸出金額が10億ドル(約1000億円)を突破したとある。アメリカのスピリッツ全体の輸出額が15億ドルだから、その7割近くをバーボンとテネシーのウイスキーが占めていることになる。

 国内消費を合わせたボリュームではウォッカが一番だが、ウイスキーはアメリカの輸出品目の1つとして、国庫に多大な貢献をしているのだ。ちなみにスコッチの輸出金額は2012年で43億ポンド、約7000億円だから、まだまだアメリカのウイスキーは7分の1程度の規模でしかない。しかし、ここ数年の伸びは国内・海外とも目覚ましいものがあるのだ。

 そういうニュースやアイリッシュの新しい蒸留所、スコッチのマイクロ蒸留所の動きなども合わせて、午後一杯かかって10本ほどニュース原稿を書いてしまう。とにかく、ウイスキーはいま激動の時代で、毎日どこかで、何かが起きているという感じなのだ。
  

Posted by 土屋 守 at 16:46その他

2014年3月21日

マスター・オブ・ウイスキーの論文について

 昨日の雨が嘘のように、今日は朝から快晴。3連休はゆっくりしたかったが、来週はフェスの準備、それが終われば手術が待っているので、昼前に鎌倉から恵比寿にもどって、仕事の準備。

 ワールドの下版の件で、スタッフのNさんより連絡があって、その件で少し話をする。やはり進行スケジュールに無理がありすぎて大変だということになった。眼が万全ならば、もっと校正にも時間が割けるのだが、この状態では長時間の校正はツライ…。

 とりあえず、それでも下版は済んだということで、気持ちを切り替え、『ウイスキー通信』の原稿、校正に取りかかる。フェス前の一週間で、半分以上入稿しなければならないということが分かって、少々焦る。

 今年は2人目となる「マスター・オブ・ウイスキー」が誕生したが、そのSさんの論文を次号の通信に掲載することにした。やはりマスターを受けようとする人たちに、我々が要求する“論文”とはどういうものか、知ってもらう必要性があると思ったからだ。この点についてはSさんにも承諾を得ている。

 全文を一度に掲載するのは不可能なので、次号から2回に分けて紹介したいと思っている。その校正作業に取りかかる。

 しかし、眼の状態があまり良くないので、5時前に終了し、その後は眼を休ませることにした。観たいテレビも沢山あるのだが、今はガマンして録画するしかない…。ただ、ようやく洗髪の許可が出たので、朗報といえば朗報である。
  

Posted by 土屋 守 at 16:44その他

2014年3月20日

ワールドの下版と術後検診

 昨日でほぼすべて入稿してしまう予定でいたが間に合わず、今日は午前中からスコ文研。大阪から送られてくる『Whisky World』のすべてのPDFデータをプリントアウトし、最終確認、校正を行う。

 昨日はPDFを待っている間に、夕方5時すぎからボトラーズフェスのミーティング。もう一週間ちょいに迫ったとは、にわかには信じられないくらいだ。現時点で前売りも500枚を超え、当日は大盛況になりそうだ。そのフェスの物販、スケジュール、オリジナルボトル、有料・無料試飲、そして今回からPRに努める「ウイスキー検定」のブース等についてもミーティングを行う。

 いつも思うことだが、圧倒的に人員が足りていない。それと今回は私の大全、眼の手術等が重なり、いつにも増して時間がなかった。とにかく、あとは当日の入場者に配られるパンフレットの入稿を残すのみ。これも入場者に配られるボトラーズフェスのロゴが入ったエコバッグが大量に届いたが、今回のはいままで以上に可愛らしく仕上がっている。人気を呼ぶかもしれない。

 結局、1時近くまでかかってワールドの下版を見届け、電車で大船の眼科に向かう。左目の術後10日目検診と、4月1日に手術を行う右目の術前診察、薬の処方である。今も左目に1日4回、3種類の点眼薬を差しているが、3月29日からは右目も加わり、1日4回5種類の点眼薬を差すことになる。白内障の手術は高齢者が多いというが、これだけの点眼薬を間違えずに差すことができるのかしらんと、不思議に思ってしまう。しかも、それぞれ5分以上の間隔をあけなければならないのだ。原稿や校正の合間にやろうとすると、すぐに忘れてしまう…。

 眼科の検診がすべて終了したのは5時近くで、それから大船駅のルミネに寄り、鎌倉の自宅にもどる。ここしばらくの暖かい春の陽気から一変、朝から冷たい雨が激しく降り、せっかくの鎌倉の早春の風景も台なしである。八幡宮につづく段かずらの桜はまだ固いつぼみだが、家々の庭には梅が咲いている。春はもうそこまで来ているのだが…。

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Posted by 土屋 守 at 16:36その他

2014年3月18日

フェスオリジナルボトルのラベル作成…

 午前中、ワールドの校正とNHKの質問事項への解答を準備。このところ毎週のように、いろいろな質問事項がきていて、それに対する資料調べや、解答に多くの時間を割かれている。5月のクランクインを前に、今は台本のつくりこみ作業中で、すでに第3週目までの台本案が届いている。

 毎週月曜から土曜まで、連続6回。それを半年間、計25週にわたって作りつづけるのだから、我々からはうかがい知れないような、大変な作業の連続なのだろう。我々活字メディアの人間からは、想像もつかない世界だ。フェスやワールド、検定、大全の作業の合い間に、日々台本を読んで、そして質問に答えるという作業が続いている…。

 ワールドは最後の追い込み(ここ2日ほどが勝負)に入っているが、気がつけば3月も10日余り。次号の『ウイスキー通信』にもかからなければならないので、スコ文研に行く前に、台割案を作ってしまう。今回は、先日“マスター・オブ・ウイスキー”に合格した「ジョンオグローツ」のSさんの論文を掲載することにした。全文を一度に載せることは不可能なので、できれば2回に分けたいと思っている。

 それらの作業をして、午後スコ文研。春一番が吹いて、歩きづらい。午後はスコ文研でワールドの入稿作業、通信の台割のミーティング、そしてフェスの準備。

 今回のボトラーズフェスでも、もちろんオリジナルボトルを出すが、そのラベルの版画が届いていて、それをもとにスタッフのOさんがデザインを試作。今回はグレントファースの1996で、ラベルにはスペイ川のサーモンと、トファースらしき蒸留所を描いてもらった。リアルさというより、木版画の特性を活かしてファンタジー調に仕上げてもらった。ただ、我々釣り師から見ると、どうしてもサーモンというより、ニジマスかイワナに見えてしまうのだが。これは、釣りをしない人には分からないのだろうな…。

 ということで、あとは印刷屋に入稿し、ラベルが刷り上がったら、それを手作業でボトルに貼っていく。フェスでは、スコ文研オリジナルボトルを7~8種並べたいと思っている。もちろん、それ以外にいつものように有料試飲、無料試飲で100本以上のボトルが並ぶのだが。

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Posted by 土屋 守 at 12:23その他

2014年3月17日

蒸留所ツアーのミーティング

 『Whisky World』の最後の原稿と校正。今回のBOOKコーナーは、2冊とも私の本の紹介となってしまった。

 午後イチでスコ文研に行き、ワールドの最後の追い込み。今回は私の手術や、『ブレンデッドウィスキー大全』のこともあり、相当はやくに始動したつもりだったが、結果的にはいつもよりドタバタの入稿となってしまった。毎度のことだが、これで本当に間に合うのかと不安になる…。

 ワールド、ボトラーズフェスのこともだが、「ウイスキー検定」の件も着々と進行している。今日スコ文研に行ったら、検定の旗(!)ができていた。黄色に検定のロゴが映えて、なかなかの出来だ。今年はフェスをはじめとした、いろいろな機会にこの旗を立てたいと思っている。

 その検定のパンフレットも、入稿作業がつづいている。3月30日のフェスでは、大量にバラまきたいと思っているが、先週の話では、もうすでに50名近い申込者がいるという。試験日は12月7日(日)と、まだ相当先のことなのだが、本当にありがたいことである。とにかく目標は3級・2級合わせて今年は5000名である。

 フェス、検定、ワールドとは別に、5月の連休明けにスタートする、蒸留所ツアーのミーティングを3時から、近ツリのAさんらと行う。現在までに参加者は20名。ほぼ満席で、これからは蒸留所のアポ取りと、最後の詰めの作業。全行程、スケジュールの細かい点をチェックしていく。

 今回はエジンバラをスタートして、ディーンストン、エドラダワー、そしてスペイサイドを回っていくが(タイトルはスペイサイド編)、スコ文研がこの蒸留所ツアーを始めて今年で13年。その間20回近くやっているが(アメリカ、アイルランド含め)、年々蒸留所のアポ取りが難しくなっている。世界的なスコッチブーム、ウイスキーブームで、どこの蒸留所も予約で一杯なのだ。こんなことは少なくとも15~20年前では、考えられないことだった。

 ツアーのミーティング後、再びワールドの校正作業にもどり、5時半から『週刊東洋経済』の電話インタビュー。やはりサントリーのビーム社買収に関する件だ。30分という約束だったが、ついつい1時間ほど話をしてしまう。

 復帰したとたん、やはり眼が回りそうなハードスケジュールだ…。

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Posted by 土屋 守 at 11:58その他